もう怖くない!大腸内視鏡検査を楽に受けるためのチェックリスト【40代の習慣】

「そろそろ大腸検査、受けなきゃな……」 40代になり、健康診断の項目が増える中で、そう感じている方は多いはず。

でも、いざ予約しようとすると「痛そう」「下剤が大変そう」「恥ずかしい」といったさまざまな不安がブレーキをかけてしまうかもしれないですよね……。

そういう私自身、初めての検査のときはずいぶん躊躇しました。

しかし、実際に受けてみて気づいたのは、事前のちょっとしたコツを知っているだけで、検査に対するハードルがグッと下がるということです。

今回は、40代からの健康維持に欠かせない大腸内視鏡検査を、心身ともにストレスなく受けるための秘訣をお伝えしようと思います。

前回の記事で紹介した検査の流れを一歩進めて、より快適に、より自分を守るためのポイントをまとめてみました。

目次

検査を劇的に楽にする3つの秘訣

大腸内視鏡検査への恐怖心をなくすには根性ではなく、環境と準備を整えることが重要です。

①鎮静剤と炭酸ガスの使用で、苦痛や不快感を軽減

最も確実な方法は、鎮静剤(静脈麻酔)を使用してくれるクリニックを選ぶことです。ウトウトしている間に終わるため、痛みを感じることはほとんどありません。

また、検査後のお腹の張りを抑える炭酸ガス送気を導入しているかもチェックポイント。これだけで、検査後の不快感が劇的に軽減されます。

②検査2日前の食事が当日を左右する

検査前日の食事は誰もが注意します。しかし、その前日、つまり検査2日前の食事はあまり気に留めてないかもしれませんよね。

実は、当日の下剤服用を楽にする鍵は2日前の食事にかかっているのです。

  • 重要ポイント
    カスが残りやすい海藻、キノコ、種のある果物(キウイなど)は食べない。
    これだけで腸内が早く綺麗になり、当日の下剤を飲む量や時間をグッと減らすことができるのです。

③信頼できる医師を選ぶ

「恥ずかしい」「痛かったらどうしよう」という不安の正体は、実は医師への不信感や技術への不安であることが多いです。

信頼できる医師を選ぶためのチェックポイントは、おもに次のような内容と考えたらいいでしょう。

信頼できる医師(病院)を選ぶポイント

  • 専門性をチェック
    日本消化器内視鏡学会の専門医や指導医が在籍しているか。​
  • ​実績を確認
    クリニックのHPで、年間の検査件数が開示されているか。
  • 口コミより病院の方針
    苦痛の少ない検査を掲げ、HPで鎮静剤の有無や設備などを丁寧に説明している病院は、患者の不安に寄り添う姿勢があります。

信頼できるプロに任せているという安心感があれば、羞恥心や恐怖感は自然とやわらぐでしょう。

Miki

内視鏡検査を受ける前に担当する先生と話すって、めちゃ大切だよね

Ken

そうそう!検査を受ける前に話をして疑問や不安をなくすのがポイントかも

Miki

いきなり内視鏡を受けるのは怖すぎるしね……

Ken

会って話すと、先生の人柄や信頼できるかどうかも確認できるよ!

事前に医師と会って話をする

大腸内視鏡検査を受ける場合、事前の診察は検査本番と同じくらい重要と言っても過言ではありません。

これは「信頼できる医師を選ぶ」という内容と重なりますが、話をしないと分からないことも多いので、特に重視してください! 

いきなり検査を受けるのではなく、事前に担当の先生と会って話をすることは、安全面と精神面の両方で大きなメリットがあります。

​なぜ事前診察が重要なのか

​事前に担当の先生と話をしておくべきなのは、次の理由からです。​

不安の解消と信頼関係​

内視鏡検査を受けるかどうかを決める最も大きなポイントは、担当する先生が信頼できる先生か、どうかということ。

ネット上の口コミやHPだけでは分からないものです。必ず検査を受ける前に担当の先生と直接会って話をしたり、説明を受けましょう。これだけでも検査に対する不安が大幅に減少することは間違いありません。

話をすればおおよその検査の流れが分かるし、先生のお人柄や自分との相性も分かります。あらかじめ知っておくことで、検査への不安をやわらげておきましょう。

常用薬の確認と調整

​血液サラサラの薬(抗凝固薬・抗血小板薬)
このような薬を飲んでいる場合、検査でポリープを切除した場合、出血が止まらなくなる恐れがあります。事前に医師の指示のもと、数日前から休薬するなどの調整が必要です。

​糖尿病の薬
検査当日は絶食となるため、いつも通り薬を飲むと低血糖になる危険があります。

​体調のチェック

​排便能力の確認
皆さんご承知のように、大腸カメラを受けるときは2リットル近い下剤を飲む必要があります。

高齢の方やひどい便秘の方、腎機能が悪い方にとっては、これが身体への負担になることもあります。医師は「この患者さんに通常の下剤を出して大丈夫か」を顔色や問診から判断します。​

ポリープがあっても怖くない

大腸癌の原因になるポリープは決して怖くありません。なぜなら内視鏡検査時に速やかに切除してもらえるからです。

そのためにも大腸の内視鏡検査(2年〜3年に一度)を定期的に受けていれば、特別心配することがないといえるでしょう。

なぜ怖くないと言えるの?

  • 早期発見・早期治療で癌を予防できる
    ポリープの段階で切除すれば、癌になる前に取り除けるため、大腸癌の発症を大幅に減らせます。
  • 無痛で受けられる
    鎮静剤(静脈麻酔)を使えば、眠っているような状態でリラックスして検査を受けられ、痛みや不快感がほとんどありません。
  • 検査と治療を一度にできる
    ポリープが見つかれば、その場で切除することが可能で、追加の負担が少なくて済みます。一石二鳥と言えるでしょう! 

怖がらずに受けられる理由

  • 自覚症状がないのが普通
    ポリープが小さいうちはまったく症状がないことがほとんどです。何らかの症状が出た時は進行している可能性を疑ったほうがいいかもしれません。
  • 癌の芽だから
    良性でも、将来がん化するリスクのあるポリープ(腫瘍性ポリープ)もあります。小さくても危険なタイプもあるため、自己判断は危険です。 

大腸ポリープは見つけたら終わりではなく、見つけて取れば安心につながるものです。
検査への抵抗感はあっても、専門医による苦痛の少ない検査と治療で、将来の大腸がんのリスクを大きく減らせるため、積極的に受診しましょう。 

40代健康維持の鉄則:絶対に後回しにしないこと

40代は、仕事でも家庭でも責任が重くなる時期。自分の健康管理も大切なタスクの一つと考えて計画的に進める必要があります。

特に健診でデフォルトの診察項目に入っていない大腸の内視鏡検査は最重要項目と言っても過言ではありません。

大腸内視鏡検査のメリットは次の2つに集約されると言えるでしょう!

  • 異常なし、切除済で安心を担保
    検査をしてポリープがなかったり、あったとしても検査時に切除することは、今後数年間の安心を買うことと同じです。

    この安心感こそが、日々のパフォーマンスの原動力となる最強のメンタルケアになります。
  • 早期発見が最強の節約 
    万が一、癌が見つかったとしても、早期であれば内視鏡手術だけで完結し、体への負担も費用も最小限で済みます。

    怖くて先延ばしにすることこそが、将来的に最も大きなリスクを背負うことになるのです。

大腸内視鏡検査前のチェックリスト

「備えあれば憂いなし」検査当日に「準備しておけば良かった」とならないように、しっかりと準備しておきましょう!後悔しないため

大腸内視鏡検査・予約前チェックリスト

  • 病院の対応・方針を確認したか?
    • 鎮静剤(静脈麻酔)の使用が可能か
    • 炭酸ガス(CO2)送気を導入しているか(お腹の張りを抑えるため)
    • 土日の検査に対応しているか(忙しい場合)
  • スケジュールの調整は万全か?
    • 検査当日は丸一日空けられるか(鎮静剤使用後は運転不可)
    • 検査の2日前〜前日に会食や飲み会の予定が入っていないか
  • 費用・保険の適用を確認したか?
    • ポリープ切除が必要になった場合の追加費用の準備
    • クレジットカードが使えるかどうか
    • 保険の申請が適用されるかどうか
  • 帰宅手段のシミュレーション
    • (鎮静剤を使う場合)家族の迎え、またはタクシー・公共交通機関のルート確認
  • 医師と会う。質問事項のメモ
    • 先生と会って疑問点を話す
    • 現在服用中の薬(特に血をサラサラにする薬)について相談

どうせ受けるなら特別な1日にしましょう

内視鏡検査は、準備や検査時間も含めると必然的に1日スケジュールを空けるようになると考えていいでしょう。

そうすると検査を受ける準備と、検査後の微妙な空き時間は考え方によっては貴重な空き時間となります。

普段できないことをしたり、自分へのご褒美日にするなど、非日常の特別な日と捉えてもいいかもしれませんね!

​普段できないことをする絶好の時間

90分かけて下剤を飲む時間は、何もしないのはあまりにももったいない。実は絶好の読書・動画視聴タイムなのです!

私は下剤を服用する間にNetflixで配信されてる映画を1本見終えました。

これが功を奏したのか、気負いが消えたのか、下剤の服用と同時に準備もスムーズに整えることができて良かったです。

​自分へのご褒美を計画

大腸内視鏡検査後のお楽しみは、解放感に浸りながら、体に優しいものを少しずつ味わいながら楽しむこと!

私の場合、検査後に自分へのご褒美として、食べたかった『ちょっといいスイーツ』をお店で食べるのが、当日のモチベーションを維持する原動力になっています。

ゆっくり読書や映画鑑賞でリラックス、体調が良ければ近所を散歩などもおすすめですね。

鎮静剤使用後は麻酔が切れてから、水分補給と血糖値の回復を助けるお茶やゼリーから始め、徐々に消化の良い食事に移行しましょう。

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