手軽なドリップコーヒー・おいしさアップの5つのポイント

1個ずつ鮮度を封じ込めるため袋入りになって販売されているドリップバックコーヒー。

市販されているドリップバッグコーヒーは種類も多く、味のテイストもさまざまですね。そして何よりも手軽で後片付けが楽なのが最高です。

1杯ずつ個装されてるのが便利だし、コーヒーを淹れて無駄にならないのもいいですね。

何より個装だから、自分好みにお湯の温度を設定できるし、蒸らし、淹れかたなど、どのようにでもカスタマイズできるのがドリップバックコーヒーのいいところかもしれませんね…。

今回はドリップバッグコーヒーをおいしく飲むためにはどうしたらいいかちょっとしたポイントをお話していきましょう!

目次

おいしくなる5つのポイント

ドリップバッグコーヒーは基本的に簡単仕様ですが、メーカーによってさまざまな趣向を凝らしていて、味わい方もさまざまです。ここではドリップバッグコーヒーがおいしくなるポイントを5つ挙げておきますね。

20〜30秒ほど蒸らす

最初の蒸らしはとても大切です。

極端なことをいうと、ドリップバッグコーヒーの場合はこの蒸らしの段階で味わいが大きく変化するといっていいでしょう。

まず最初に少量のお湯を注ぎます。このときたくさんのお湯を注いでしまうと蒸らしの意味がなくなってしまうので要注意です!

あくまでも粉の状態が分かる程度にしておきましょう。それは粉の膨らむ状態が鮮度を見極める手がかりとなるからです。

お湯を注ぐと、いくぶん膨らみながらお湯に馴染んでいく場合は粉が新鮮とみて間違いないでしょう。(鮮度のいいものほど焙煎時に含まれた炭酸ガスが放出されます)

お湯を注いだら約20秒から30秒ほど時間を置いてください。逆に時間を空けすぎると雑味が増して味が散漫になりやすいので気をつけてください。

80〜90℃のお湯で注ぐ

一般的にオフィスのポットのお湯は大抵は90℃から100℃に設定されていることと思います。

ただしコーヒーの適温は好みもありますが、80℃から90℃までが適温ですね。

お茶や紅茶は100℃で構わないのですが、コーヒーに関してはやや問題ありです。

それは沸騰したお湯だと香りが飛んでしまったり、豆の雑味が出るなど、ちょっと具合が悪いのです…。

特にドリップバッグコーヒーはお湯を入れてすぐにその場で召し上がる方が多いでしょうからなおさらです。

また苦味が強く出やすい傾向があるため、余裕があれば沸騰させたお湯をティーポットなどに移して85〜90℃まで下げます。

ミネラルウォーターの優しい味わい

コーヒーといえばホット。そして熱いお湯のイメージがあります。

でもコーヒーには水出しコーヒーがあるように水との相性は抜群にいいのです。

そこでミネラルウォーターを毎日飲む習慣のある人であれば、こんな方法もオススメです。

仮に100℃の沸騰したお湯しかなかったとしても決して慌てる必要はありません。

ミネラルウォーターをちょっとずつ追加しながらお湯に混ぜるとコーヒー本来の良さを引き出した優しい味わいになります。

苦味を抑えたまろやかな口あたりと、引き締まったなんともいえないマイルドテイストで心なごむことでしょう……。

もしオフィスのポットが沸騰温度だったら、ぜひともミネラルウォーターを加えて試してみてください!

3回くらいに分けてお湯を注ぐ

市販のドリップバッグコーヒーはメーカーによってお湯を注いだときの抽出スピードに、かなり違いがあります。

どちらかというとキーコーヒーやモンカフェなどはお湯の浸透に時間がかかるほうで、比較的にコーヒー本来のコクが出やすい傾向にあります。

これに対してブルックスコーヒーはお湯の抽出が非常に早く、水を入れてもあっという間にろ過していきます。

そのことを考慮しても抽出の早いコーヒーは少なくとも3回、または4〜5回に分けてお湯を注ぐのがいいでしょう。場合によっては水を追加するのもいいかもしれません。

複数回に分けてお湯を注ぐのはコクや香りを少しでも引き出し、味わいながら飲むためです。

お湯は100ccから200cc注ぐ

コーヒーがおいしく飲める量は豆の量と比例します。大体10グラムあたりで100ccと考えたら間違いないでしょう。

意外に少量です。ですからドリップバッグの量は8グラムから10グラムくらいが一般的ですから、せいぜい100CCから多くても200CCあたりに留めるのがよろしいでしょう。

大容量のマグカップを持っていると、どうしても並み並みと入れてしまいがちなのですが、コーヒーの風味が淡白になりやすい傾向があります。

具体的には標準サイズのコーヒーカップで八分目あたりの量を基準に考えればよろしいでしょう!

まとめ

ドリップバッグコーヒーは手軽で、自分好みにいくらでも飲み方を変えられるというメリットがあります。

ただそうとはいえ、飲み方にはある程度基本ルールがありますよね。

それを考慮した上でおいしく飲めるポイントをざっと挙げてみました。

ドリップバッグコーヒーを飲む際のヒントとして頭の片隅にでも置いていただければ幸いです!

①お湯を80℃から90℃に設定。
②お湯を少し注いで20〜30秒ほど蒸らす。
③注いだときに粉の膨らみ具合を確認する。
④抽出スピードを確認しながら、2回から3回に分けてお湯を注ぐ。
⑤好みに応じて水を少しずつ加える
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