皆様はデザインテンプレートをご存知でしょうか?
アイキャッチや名刺やチラシ、ポスター、Webメディアなどのデザインサンプルがあらかじめ出来上がっていて、デザインする際にそのままオンライン上で作業したり、アレンジして自由に使えるデザイン素材です。
以前は、デザインの基本を学んでから制作するのが一般的でした。しかし現在は、テンプレートを活用して、初心者でも実際に手を動かしながらデザインを作れるサービスが増えています。
テンプレートを使うことで、ゼロからデザインする必要がなく、スピーディーにデザインを作り、投稿や発注までが完了できるようになったのです。

デザインテンプレートとは?初心者でも簡単にデザインできる理由

デザインテンプレートとは、チラシや名刺、ポスター、Webバナー、SNS投稿、ブログのアイキャッチなどを作るために、あらかじめレイアウトや文字の配置、配色などが整えられた「デザインのひな形」です。
通常、デザインをゼロから作ろうとすると、「どこに文字を置けばいい?」「写真はどのくらいの大きさにすればいい?」「色は何色使えばいい?」など、最初に考えることがたくさんあります。
デザインテンプレートなら、すでに基本的な構成ができているため、写真や文章を差し替えたり、色やフォントを変更したりするだけで、ひとつのデザインを完成させることができます。
現在では、オンライン上でテンプレートを選び、そのままブラウザやアプリ上で編集できるサービスも増えています。専門的なデザインソフトを使わなくても制作できるため、デザイン初心者にとって非常に身近な存在になっています。
デザインテンプレートは「完成品」ではなくデザインを作る土台

テンプレートというと、「そのまま使うもの」というイメージがあるかもしれません。
しかし、テンプレートは完成品というよりも、デザインを作るための土台と考えると、その魅力がより分かりやすくなります。
たとえば、同じテンプレートでも、写真を変え、タイトルの文字を変更し、色やフォントを調整するだけで印象は大きく変わります。
ゼロからデザインを考えるのではなく、まずテンプレートを選び、そこから自分の目的に合わせてアレンジしていく。これが、初心者におすすめしたいテンプレートの使い方です。
なぜ初心者でも簡単にデザインできるの?
デザイン初心者が難しく感じるのは、ソフトの操作だけではありません。
「何をどこに配置すれば、見やすいデザインになるのか」という判断そのものが難しいからです。
テンプレートには、文字・写真・図形などがある程度バランスよく配置されています。そのため、デザインの基本をまだ十分に理解していない人でも、ひとまずテンプレートを参考にしながら制作を始められます。
もちろん、テンプレートを使えば誰でもプロと同じデザインを作れるというわけではありません。しかし、「何もない白紙状態から始める」という最も難しい部分を省けることは、大きなメリットです。
まずテンプレートを使って実際に手を動かし、文字の大きさや余白、写真の配置などを少しずつ変えてみる。そうすることで、デザインの基本を実践的に学ぶこともできます。
デザインテンプレートを使うメリット
デザインテンプレートの魅力は、簡単に作れるというだけではありません。
制作時間を短縮できるだけでなく、デザインに慣れていない人が実際に手を動かしながら、レイアウトや配色などの基本を学べるというメリットもあります。
ここでは、代表的なメリットを見ていきましょう。
デザイン作業を大幅に時短できる

テンプレートを使う最大のメリットは、デザインにかかる時間を短縮できることです。
デザイナーにとって作業を掛け持ちで同時進行することは別に珍しくありません。しかし納期に追われると身体が一つしかないことを呪ったり、時間が足らないことを嘆いたり……。
ゼロからデザインを作る場合、レイアウトを考え、写真を選び、文字の位置を決め、色やフォントを調整するなど、多くの工程が必要になります。
でもテンプレートなら、すでに基本的なレイアウトが完成していることがほとんどです。
そのため、文章や写真を入れ替えたり、必要な部分だけ修正したりすることで、短時間でひとつのデザインを仕上げられます。
「画像の補正に時間をかけなければならなくなった」とか、仕事やブログ、SNSなどで複数の制作物を用意しなければならない場合にも、テンプレートは強い味方になるでしょう。
ゼロからデザインを考える負担を減らせる

「今日はどうもデザインのアイデアが浮かばない……」「忙しくて制作モードを切り替える心のゆとりがない…」
そんな経験は、デザインに慣れている人にもあります。そういうときこそテンプレの出番ですね!
実は毎回まったく新しいデザインを考えるのは、それだけでも大きな負担になります。
テンプレートを使えば、まず全体の構成をテンプレートに任せ、写真や文章など、自分がこだわりたい部分に時間を使うことができます。
つまり、すべてをテンプレートに任せるのではなく、考える部分を絞ることで、制作の負担を減らせるのです。
デザイン初心者でも見栄えを整えやすい

デザイン初心者にとって、「何となく作ったけれど、なぜか見にくい」というのはよくある悩みです。
テンプレートには、文字や写真、余白などがあらかじめ配置されているため、レイアウトを考える際の参考になります。
「タイトルはこのくらいの大きさなのか」 「写真はこの位置に置くと見やすいのか」 「これくらい余白を残すのか」
といったことを、実際のデザインを見ながら理解できます。
テンプレートは、制作ツールであると同時に、デザインを学ぶための教材としても活用できるのです。

PhotoshopやIllustratorがなくても作れる
以前は、本格的なデザインを作るにはPhotoshopやIllustratorなどの専門的なグラフィックソフトを使うのが一般的でした。
しかし現在は、オンライン上でテンプレートを編集できるサービスが増えています。
そのため、専門的なソフトを持っていない人でも、名刺、チラシ、SNS画像、Webバナーなどを作りやすくなりました。
もちろん、専門的なデザイン制作ではPhotoshopやIllustratorが必要になる場面もあります。
ただ、「ちょっとしたチラシを作りたい」「ブログ用の画像を作りたい」という程度なら、テンプレートサービスだけで十分対応できるケースも多いでしょう。
実際に手を動かしながらデザインを学べる

デザインの基本を習得する入口にもなる
デザインの本を読んだり、優れたデザインを眺めたりすることも勉強になります。
しかし、実際に自分で作ってみることで初めて分かることもたくさんあります。
テンプレートを使って、
- 写真を入れ替える
- 文字の大きさを変える
- 色を変更する
- フォントを変える
- 不要な装飾を削る
- 余白を増やしてみる
といった作業を繰り返しているうちに、少しずつ「見やすいデザインとは何か」が分かってきます。
初心者にとってテンプレートは、便利な道具というだけではなく、デザインの基本を実践的に学ぶための入り口にもなるのです。

デザインテンプレートを使うメリット
- 圧倒的なデザイン作業の時短になる
- 時間がない時、ポイント的にテンプレを使って大まかなデザインを作れる
- Photoshop、Illustratorなどのグラフィック系ソフトが不要
- 初心者は、見様見真似で手を動かすことで作業の流れがつかめる
デザインテンプレートのデメリット・注意点
便利なデザインテンプレートですが、メリットばかりではありません。
特に注意したいのが、「テンプレートを使えば、それだけで完成度の高いオリジナルデザインになる」と考えてしまうことです。
テンプレートには、いくつかの注意点があります。
他の人とデザインが似てしまう

多くの人が利用できるテンプレートである以上、同じデザインや似たデザインが使われる可能性があります。
特にテンプレートをほとんど変更せず、そのまま使ってしまうと、「どこかで見たことがある」印象になりやすくなります。
ブログのアイキャッチやSNS投稿など、オリジナリティを出したい場合は、写真、色、フォント、レイアウトなどを自分の目的に合わせて調整するとよいでしょう。
テンプレートをそのまま使うだけでは個性が出にくい
テンプレートは、あくまで多くの人が使いやすいように作られたものです。
そのため、「自分らしいデザイン」や「ブランド独自の世界観」を表現するには、ある程度のアレンジが必要になります。
特に企業や店舗、ブログなどで統一感を出したい場合は、テンプレートをそのまま使うのではなく、色やフォント、写真の雰囲気などを統一するとよいでしょう。
細かな調整には限界がある
オンラインのテンプレートサービスは初心者でも扱いやすい反面、専門的なデザインソフトほど自由に編集できない場合があります。
「写真を1mm単位で調整したい」 「複雑な図形を作りたい」 「印刷用データを細かく設定したい」
といった高度な制作では、IllustratorやPhotoshopなどの専門ソフトが必要になることもあります。
つまり、テンプレートは万能な道具ではありません。
簡単・スピーディーに作りたいときには強い一方、細部まで徹底的に作り込みたい場合には専門ソフトが向いていると考えるとよいでしょう。
無料でも「何でも自由に使える」とは限らない

もうひとつ注意したいのが、素材やテンプレートの利用規約です。
「無料で使える」と書かれていても、すべての素材をあらゆる用途に自由に使えるとは限りません。
特に、
- 商用利用
- 商品への利用
- 広告への利用
- ロゴへの利用
- 印刷物への利用
- 素材そのものの再配布
などについては、サービスごとに条件が異なる場合があります。
テンプレートだけでなく、写真、イラスト、フォントなどにも利用条件が設定されていることがあります。
ブログや仕事などで利用する場合は、「無料だから大丈夫」と判断せず、利用するサービスの最新の利用規約を確認することが大切です。
「テンプレート=プロのデザイン」と考えすぎない
テンプレートは非常に便利ですが、テンプレートを使えば必ず優れたデザインになるわけではありません。
最終的な完成度を左右するのは、掲載する情報の整理や写真の選び方、文字量、色、余白などです。
テンプレートは「デザインを自動的に完成させる魔法の道具」ではなく、デザインを始めるための優れた土台と考えると、そのメリットをより活かせます。
デザインテンプレートを使うデメリット
- 他の人とデザインが似てしまう
- 個性を出しにくい
- 何でも自由に使えるとは限らない
- 細部をこだわったり、完成度を高めることはできない
デザインテンプレートの上手な使い方

テンプレートを使うなら、最も大切なのは「そのまま使う」のではなく、目的に合わせてアレンジすることです。
テンプレートは完成品ではなく、デザインの土台。
少し手を加えるだけでも、自分の目的に合ったデザインに仕上げることができます。
まず「誰に何を伝えるか」を決める

デザインで、何を伝えたいのかをはっきりさせよう
テンプレートを選ぶ前に、「誰に向けたデザインなのか」「何を伝えたいのか」を考えてみましょう。
例えば同じチラシでも、若い女性向けの商品とシニア向けのサービスでは、適した写真や文字の大きさ、色使いが変わります。
「おしゃれにしたい」というだけでテンプレートを選ぶのではなく、誰に、何を伝えるためのデザインなのかを先に決めることが大切です。

テンプレートは「雰囲気」ではなく「構造」で選ぶ
テンプレートを選ぶときは、単純に「このデザインが好き」という感覚だけで決める必要はありません。
タイトル、写真、本文、ボタンなどがどのように配置されているかを見て、自分が入れたい情報に合っているかを確認しましょう。
たとえば文章量が多いのに、写真を大きく配置するテンプレートを選ぶと、後から文字が入りきらなくなることがあります。
自分が掲載したい情報を無理なく収められるかという視点で選ぶと、テンプレート選びで失敗しにくくなります。

写真・フォント・色を変えてオリジナリティを出す
テンプレートを選んだら、自分の目的に合わせて少しずつ変更してみましょう。
特に印象を変えやすいのが、写真、フォント、色の3つです。
写真をオリジナルのものに変えるだけでも、テンプレートの印象は大きく変わります。
また、フォントを必要以上に増やさず、ブランドやブログのイメージに合った書体を選ぶことも大切です。
色についても、テンプレートの配色をそのまま使うのではなく、自分のテーマカラーに合わせて調整すると統一感が生まれます。

情報を詰め込みすぎない
テンプレートを編集していると、「せっかくだからこれも入れよう」と情報を追加したくなります。
しかし、情報を詰め込みすぎると、かえって読みにくいデザインになります。
特にチラシやSNS画像では、すべてを説明しようとするよりも、最も伝えたい情報を一つに絞るほうが効果的な場合があります。
「このデザインを見た人に、最初に何を伝えたいのか?」
これを意識して、不要な文章や装飾は思い切って削ってみましょう。

余白を削らない
初心者がデザインを編集するときにやりがちな失敗のひとつが、余白を減らしすぎることです。
空いている部分を見ると、「ここにも文字や写真を入れられるのでは?」と思ってしまいます。
しかし、余白は単なる「何もない場所」ではありません。
文字や写真を見やすくしたり、情報同士の関係を整理したりする大切な役割があります。
テンプレートを編集するときは、まず元のデザインにある余白を観察してみましょう。

「足す」より「引く」ことを意識する
デザインをアレンジするときは、何かを追加することだけが工夫ではありません。
むしろ初心者の場合、不要なものを削るだけでデザインがすっきりすることもあります。
- 装飾を一つ減らす
- 文章を一文削る
- 色を一色減らす
- 写真を一枚に絞る
このように「引き算」を意識すると、テンプレートの良さを残しながら、より見やすいデザインに仕上げやすくなります。

テンプレートを「デザインの教材」として使う
テンプレートを眺めるだけで終わらせず、「なぜこの位置にタイトルがあるのか」「なぜここに余白があるのか」と考えてみるのもおすすめです。
そして、実際に文字や写真を入れ替えてみる。
さらに、色やフォントを変えて、元のデザインと見比べてみる。
こうした小さな実験を繰り返すことで、デザインの基本が少しずつ身についていきます。
テンプレートは、完成したデザインを手に入れるためだけのものではありません。
優れたデザインを観察し、自分で試しながらデザイン感覚を身につけるための教材としても活用できるのです。

無料で使えるおすすめデザインテンプレート8選
デザインテンプレートを使ってみたいと思っても、現在はさまざまなサービスがあるため、「どれを選べばいいの?」と迷ってしまうかもしれません。
そこで、ここでは無料で利用できるテンプレートを中心に、初心者でも使いやすい代表的な8サービスを紹介します。
サービスによって得意な分野が異なるため、単純に「どこが一番」と考えるよりも、何を作りたいのかを基準に選ぶのがおすすめです。
Canva|SNS・ブログ・名刺など幅広く使える定番サービス
デザインテンプレートといえば、まず名前が挙がるのがCanva(キャンバ)です。
InstagramなどのSNS投稿、YouTubeサムネイル、ブログのアイキャッチ、プレゼンテーション、チラシ、名刺、ポスター、Webサイトなど、非常に幅広いデザインを作成できます。テンプレートを選び、文字や写真を差し替えていくという直感的な操作ができるため、デザイン初心者にも向いています。
無料テンプレートも多数用意されており、写真やイラストなどの素材も利用できます。一方で、一部のテンプレートや素材、機能は有料プランの対象です。
・ブログやSNSの画像を作りたい
・名刺やチラシも自分で作ってみたい
・一つのサービスでいろいろ作りたい
・デザイン初心者でも簡単に操作したい
デザインAC|無料素材も一緒に使いたい人におすすめ
デザインACは、写真ACなどで知られるACワークスのデザインサービスです。
テンプレートを選んで編集できるだけでなく、デザインに必要な写真やイラストなどの素材を探しやすいのが特徴です。
無料会員登録によってデザインの作成やダウンロードなどを利用できます。公式サイトでは、テンプレート検索やデザイン作成の機能が用意されています。
・無料素材も一緒に探したい
・チラシやカードなどを作りたい
・デザイン初心者
・写真やイラストを探す手間を減らしたい
Adobe Express|Adobeならではの素材・デザイン機能が魅力
Adobe Expressは、PhotoshopやIllustratorなどで知られるAdobeが提供するオンラインデザインツールです。
チラシ、ポスター、バナー、SNS投稿、ロゴ、プレゼンテーションなど、さまざまな用途のテンプレートが用意されています。
無料プランでも利用でき、テンプレートには無料とプレミアムの区別があります。Adobe公式では、デザイン経験がなくてもテンプレートを選んでカスタマイズできることを案内しています。
また、Adobe Stockの画像やAdobe Fontsなど、Adobeならではの素材・フォントとの組み合わせも魅力です。
・Adobeのサービスを使ってみたい
・SNSやWeb用の画像を作りたい
・チラシやポスターを作りたい
・写真やフォントにもこだわりたい
ラクスル|チラシや名刺を作って、そのまま印刷したい人に
ラクスルは、オンライン印刷サービスとして知られていますが、デザインテンプレートを使った制作にも対応しています。
特にチラシやフライヤーなどの紙媒体を作りたい人に便利です。
たとえばA4チラシでは、テンプレートを選び、写真や文字を入れるだけで簡単に制作できる「らくらくデザイン」が用意されています。公式サイトでは、デザインが苦手な人や短時間でチラシを作りたい人向けのサービスとして紹介されています。
そして大きな特徴が、デザインから印刷注文までを一つのサービスで完結できることです。
・チラシを作りたい
・名刺などの印刷物を作りたい
・デザイン制作後、そのまま印刷まで依頼
・印刷用データを自分で作るのが不安
グラフィック|印刷物を本格的に作りたい人におすすめ
印刷通販のグラフィックにも、無料で使えるデザインテンプレートがあります。
「スマプリ®デザイン」というWeb上のツールを利用すると、デザインソフトを持っていなくても、写真や文字をレイアウトして印刷物を作成できます。
公式サイトでは、無料テンプレートを4,300点以上用意し、チラシ、名刺、ポストカード、封筒、カレンダー、ポスターなど幅広い印刷物に対応しています。
テンプレート編集から印刷注文までをつなげられるのも便利なところです。
・チラシや名刺を作りたい
・ポストカードやポスターを作りたい
・デザインソフトを持っていない
・デザインから印刷注文までまとめて行いたい
MiriCanvas|豊富なテンプレートから選びたい人に
MiriCanvas(ミリキャンバス)は、韓国発のオンラインデザインツールです。
無料プランでも利用でき、公式サイトによると5万種類以上のテンプレートと35万点以上の写真・グラフィックを利用できます。
SNS画像やプレゼン資料など、さまざまな用途に対応しており、デザイン経験がない人でもテンプレートを選んで制作できます。
最近ではAIを利用したプレゼンテーション作成機能も提供されており、テーマを入力して構成やデザインを自動生成する機能もあります。
・豊富なテンプレートから選びたい
・SNSやプレゼン資料を作りたい
・Canva以外のオンラインデザインツールも試したい
・AIを使ったデザイン制作にも興味がある
PIXTA|チラシやポスターをPowerPointで作りたい人に
写真素材サービスとして知られるPIXTAにも、無料のデザインテンプレートがあります。
特に特徴的なのが、PowerPoint形式で編集できることです。
公式サイトでは、チラシ、ポスター、DM、ポストカードなどに使える無料テンプレートを提供しており、テンプレートはPowerPointで編集できます。専用のデザインソフトを用意しなくても制作できるため、普段からPowerPointを使っている人には取り組みやすいでしょう。
イベント、セミナー、飲食店、求人、習い事など、用途別にテンプレートを探せるのも便利です。
・PowerPointを使ってデザインしたい
・チラシやポスターを作りたい
・専門的なデザインソフトを使いたくない
・用途別にテンプレートを探したい
※無料テンプレートには利用規約があります。商用利用などについては、使用前に最新の利用条件を確認しましょう。PIXTAでは無料テンプレートについて、個人利用や一定の間接営利目的での利用を認める一方、再配布などを禁止しています。
カラーミーショップ|ネットショップのデザインを整えたい人に
最後は少し用途が異なりますが、ネットショップを運営する人にはカラーミーショップも便利です。
カラーミーショップでは、ショップの外観を決めるデザインテンプレートが用意されており、無料テンプレートも提供されています。
2026年現在、無料テンプレートとしてWASHI、nano、Bit、カラーミーキットなどが案内されています。
一般的な画像やチラシを作るテンプレートとは違い、ネットショップそのもののデザインを整えるためのテンプレートという位置づけです。
・ネットショップを始めたい
・ECサイトのデザインを簡単に整えたい
・スマートフォンにも対応したショップを作りたい
※テンプレートには無料・有料のものがあり、機能やスマートフォン対応なども異なるため、ショップの目的に合ったものを選ぶことが大切です。
デザインテンプレート・サービスの比較
よくある質問(FAQ)
デザインテンプレートは無料で使えますか?
はい。無料で利用できるテンプレートを提供しているサービスは数多くあります。
Canva、Adobe Express、デザインAC、ラクスル、グラフィック、MiriCanvas、PIXTAなどでも、無料で利用できるテンプレートが用意されています。ただし、「無料サービス」と「無料テンプレート」は同じ意味ではありません。
無料プランでは一部のテンプレートや素材だけが利用でき、有料テンプレートやプレミアム素材を使う場合には料金が必要になるサービスもあります。
また、無料であっても利用規約が設定されています。特に商用利用や素材の再利用については、利用するサービスの最新の規約を確認しましょう。
デザイン初心者でもテンプレートを使えますか?
もちろん使えます。むしろデザインテンプレートは、デザイン初心者にこそ向いているツールのひとつです。
テンプレートには、文字や写真などの基本的な配置があらかじめ設計されているため、白紙の状態からデザインを考える必要がありません。まずはテンプレートを選び、写真や文字を入れ替えるところから始めてみましょう。
慣れてきたら、フォント、色、余白、写真の位置などを変更していくと、少しずつ自分らしいデザインを作れるようになります。
CanvaとAdobe Expressはどちらがおすすめですか?
どちらも初心者が使いやすいオンラインデザインツールですが、目的によって選ぶとよいでしょう。
CanvaはSNS投稿、ブログ画像、名刺、チラシ、プレゼンテーションなど幅広い用途に対応しているのが魅力です。
一方、Adobe ExpressはAdobe StockやAdobe Fontsなど、Adobeならではの素材やサービスとの組み合わせが魅力です。
迷った場合は、両方の無料プランを実際に触ってみて、「テンプレートを探しやすい」「編集しやすい」と感じたほうを選ぶのもよいでしょう。
まとめ|デザインテンプレートを完成品としてではなく、デザインの土台として活用しよう
デザインテンプレートは、チラシや名刺、ポスター、SNS画像、ブログのアイキャッチなどを、初心者でも比較的簡単に作れる便利なツールです。
あらかじめレイアウトや文字の配置などが整えられているため、ゼロからデザインを考える必要がなく、制作時間を短縮できるのが大きなメリット。
一方で、テンプレートをそのまま使えば、他の人とデザインが似てしまったり、自分らしいオリジナリティを出しにくかったりするという注意点もあります。
だからこそ、テンプレートは「完成品」として使うのではなく、デザインの土台として活用するのがおすすめです。写真やフォント、色を変えたり、不要な装飾を削ったり、余白を調整したりするだけでも、同じテンプレートから違った印象のデザインを作ることができます。
また、テンプレートを実際に編集してみることは、デザイン初心者がレイアウトや配色、文字の大きさなどを学ぶきっかけにもなります。
では、冒頭で投げかけた「デザインテンプレートがあれば、もうデザイナーはいらないのでしょうか?」答えは、「そうとは限らない」でしょう。
テンプレートが得意なのは、すでにある程度設計されたデザインを効率よく形にすることです。
しかし、「誰に何を伝えるのか」「どんな印象を与えたいのか」「どの情報を残し、何を削るのか」といった判断まで、テンプレートがすべて解決してくれるわけではありません。
むしろ、テンプレートが普及した現在だからこそ、デザインの基本を理解し、テンプレートを上手にアレンジできる力が重要になっているともいえます。まずは無料で使えるサービスから、気になるテンプレートを一つ選んでみましょう。
「見るだけ」から「実際に作ってみる」へ。それが、デザインを身近に楽しみながら、自分の感性を磨いていく第一歩になるはずです。
























