日帰り・1泊のプチ旅行が生活に潤いとゆとりをもたらす!

一般的に「旅行に出かける」となると、どうしても念入りな計画を立てたくなるものですよね。

それだけでなく、旅先の行動予定を綿密に決めたり、念入りに持ち物の準備をしたり、もうこれ以上ないくらい着飾って「いざ出発!」ということになりやすいものです。

でもそれってたまにはいいですが、疲れませんか?できれば最低限の予定にとどめて、行きあたりばったりの旅を楽しみたいものです。

どうせ旅行するなら疲労やストレスから解放されたいし、何より癒やされたいものですね。

それには心身に負担が少なく、ほどよく気分をチャージして、スッキリとオン・オフモードを切り替えられる「プチ旅行」が絶対的にオススメです。

目次

プチ旅行とは?

便利さが当たり前で、何事もシステム化され、変化に乏しい現代社会。ともすればマンネリ化しやすい日常。

それに伴う精神的なプレッシャーやストレス……。 気がつくと心身ともにすり減っていたということはままあることです。

こんなときこそ心身に新鮮な風を送り込まないといけません! そこでオススメしたいのがプチ旅行です。

旅行というとどうしても予算がかかるし、準備が面倒という感覚になりがちです。

でも交通機関が便利になった現在、日帰りでもそれなりの事が出来ますし、1泊すれば相当に有効な時間が過ごせます!

日々の生活の区切りのときにプチ旅行を組み入れれば、あなたの暮らしはずっと豊かになるかもしれません。

ここでご紹介したいプチ旅行というのは出費を極力抑えて、準備の面倒臭さや旅行に伴うわずらわしさを極力減らした心と体に優しい旅なのです。

手軽、身軽、気軽、3ライトの旅

このプチ旅行を楽しく充実した旅にするには条件があります。それはズバリ「3(スリー)ライトの旅」です! 

「3ライトの旅」というのは手軽(低予算)、身軽(ラフスタイル)、気軽(ストレスフリー)です。文字通りの内容ですが、ここではそれらについてくわしく見てみましょう!

手軽(低予算)

低予算というのはいうまでもなく支出をおさえた旅ということです。にも身体にも優しいというのは負担を軽くして、敷居を低くするということと無関係ではありません。

時間と予算もかけ、準備をずっとしてきたのに旅行がつまらなかったら肉体的な疲労だけでなく、精神的なダメージもはかりしれません。

オススメは往復で3時間以内の近場

遠くの名所や観光地より、近くの穴場、くつろげる空間、場所がプチ旅行にはうってつけです。

そしてJRや私鉄のローカル線を使っても往復で数千円以内の場所、できれば往復で3時間以内の場所が望ましいです。

なぜ往復3時間以内なのかというと、日帰りでギリギリ疲労を残さず帰れるリミットがそれくらいになるからです。

首都圏であれば湘南や鎌倉、房総、高尾山、熱海などはいずれも往復で数千円内で大丈夫ですし、他にも探せばいくらでも候補地が見つかることでしょう。

ゲストハウスという選択肢

どうしても旅に出ると、「やっぱり一泊してゆっくりしたいな」と考えるのが人情というもの。

しかしホテルを予約をするのも面倒だし、必要最低限の設備が揃っていればいいし、宿泊にはあまりお金はかけられないなと思う方が多いのも事実。

そこでオススメしたいのがゲストハウスの利用です。

ゲストハウスは一般的に旅行者のための低料金の宿泊施設を呼ぶことが多いです。実際トイレやシャワーなどの水回りは共有で、プライバシーよりも経済的な負担を軽くした施設といえるでしょう。

かつては安い宿=汚い、設備が貧弱、サービスが悪いという定説さえありました。

しかし最近は事情が大きく変化しています。人の繋がりや交流を生みだし、スタイルにとらわれない目的に特化した宿泊施設が急激に増えているのです。

施設のスタイルも、ラウンジやカフェのようなお洒落な空間があるかと思えば、古民家をリノベーションしたこだわりの空間だったりと、クオリティの高いゲストハウスが増えてきました。

Ken
ゲストハウスって最近急激に増えてきたよね
Miki
私はゲストハウスに素泊まりするの大好き!
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もちろんこれはほんの一例です。ご自身で目的や条件にあったゲストハウスを検索すればいろんな候補が出てくることでしょう。

低料金であるからこそ、旅行のハードルをぐっと下げてくれるうれしい存在なのです。

ゲストハウスの利用法

ゲストハウスはこれまでのホテルや旅館と違って、不特定多数の人と思わぬ形でつながりを持てる楽しみがあります。

共用のリビングがあり、ドミトリー(相部屋)があるのもゲストハウスの魅力の一つでしょう!

とは言うものの、プライバシーを大事にしたい、干渉されるのが苦手だという方も少なくありません。でも安心してください。

ゲストハウスにも個室プランはしっかりと用意されていますし、予約を入れることができます。

ゲストハウスとよく似たコンセプトの業務形態としては民宿があります。

これは宿泊に特化した施設なので、低料金でプライベートな宿泊を優先したいと思われる方にはうってつけかもしれません。

身軽(ラフスタイル)

まずはカジュアルな軽装で

旅行は決して着飾って出かける必要はありません。とにかく動きやすく疲れないスタイルが一番です。

まず第一に見直すべきは荷物の軽量化・スリム化です。身軽だと自然に行動的になりますし、疲労度がまったく違います。

安全面でもメリットが多いですね。突然の悪天候でも対応しやすいことと、万が一の場合に敏速に動けるというメリットもあります。

Miki
最近旅行に出るときは、リュック一つに着替えと洗面用具を入れて両手はフリーにしてる!
Ken
そりゃいいね! 旅先でも動きやすそうだ

洗面用具は使う分だけに

洗顔フォームやシャンプー、コンディショナー、スキンケア用品などは使う分だけに留めておきましょう。

こういう時は小分けにしたミニボトルがかなり重宝します。

セリアで販売中のシリコンタイプのチューブ

たとえばセリアやCan Do、ダイソーなどの100円ショップでトラベル用のボトルを販売していますよね。これがとても便利! 購入して使う分だけを詰め替えられるのがいいし、荷物の軽量化に大いに役立ちます。

特にオススメなのがセリアで販売しているシリコンチューブタイプのもの。大と小2種類があり、ゼリー状、液状、クリーム状に対応し、材質が柔らかくて使いやすいです。

軽量で速乾性のある服装

最近は素材も軽く、しわになりにくい形状記憶のズボンやジャケットが多くなりました。

それに加え、速乾性のある素材を利用したアウターやシャツも急激に増えています。

Ken
綿のジーンズって肌触りいいんだけど、雨に濡れるとちょっと具合いが悪いんだよね……
Miki
天気が変わりやすいからね…。私はここんところずっと速乾性の素材を愛用してるな

とっさの雨降りや濡れてしまった場合に乾きやすくて、動きやすいことは何でもないようですが、とても大事なことです。

冬場でも厚ぼったくならない軽量で保温性のあるニットや形状記憶、ストレッチ性のあるパンツが出ています。

素材や肌触りに抵抗がなければ、速乾性のあるナイロンやポリエステル素材を検討するのもいいでしょう!

動きやすいスニーカーやシューズ

意外に大切なのが靴ですね。靴が軽くて軽快に動けると気持ちが弾み、前向きになります。

反対に靴が硬かったり、足に合ってなかったりするとせっかくの旅が台無しになってしまいます。

動きやすいシューズは、何より行動をアクティブにします。このことが旅行の快適さを足元から演出してくれます。

種類はスニーカーかウォーキングシューズがいいでしょう。特に白のスニーカーはどんな服装にも合わせやすく、気持ちも軽くなります。

足元をしっかりさせるのは快適な旅を約束してくれる大事なツールといえるでしょう!

気軽(ストレスフリー)

プチ旅行の大きな目的の一つに気分転換とストレスから解放されることをあげないといけないでしょう。そのためには若干ですが、事前の準備が必要です。

準備といっても何か特別なことをするわけではありません。あらかじめ情報収集しておいて、現地であわてないようにすることだけなのです。

スケジュールは大雑把に

旅行のスケジュールは行き帰りの日時と「最低限これだけはしたい」という事が決まっていれば、極端に言えば後はどうでも構いません。

日々のタイムテーブルから解放され、緊張から抜け出し、心身にゆとりをもたせ、新しい空気を取り入れるというのがプチ旅行の目的であるならば、もうそれで充分です!

時間の縛りを取り払う

私たちは時間を区切って仕事をしたり、数分単位でスケジュールを調整しています。それが半ば当たり前だと思っているし、そうでないと生活できないとも思っています。

しかしこれが度を過ぎるとメンタルがやられてしまいます。結果的にはそのことが作業効率を悪くするという悪循環にもつながっていくのです。

このような状態を避けるには定期的に時間の束縛から解放されることが必要です。つまりパンパンになって割れる寸前の風船の状態から一度空気を抜いて楽な状態になることなのです。

プチ旅行で時間の縛りから解放されるというのは最も効果的な方法かもしれませんね。

なりゆきに任せる

厳密に予定を立ててしまうと、それが思うようにいかないとストレスになり、結局は疲れてしまいます。最悪日々の生活の延長になってしまいかねません。

大雑把にといいましたが、出発の時間と帰宅時間だけを決めて、あとはなりゆきに任せるというくらいのアバウトな感覚も必要です。

出発のタイミング

平日がベスト

休日、特に金曜日の夕方から土曜日午前にかけては人の往来が激しくなります。人混みが激しくなればそれに比例してストレスも溜まってしまいます。

できれば有休を使って平日に出かけるのがオススメです。土日と違って遥かにストレスなく行動できますし、気持ちにもゆとりが持てます。

日曜、祝日と絡める日程もオススメ

平日がいいのは充分わかっているつもりでも、有休がそう簡単には取れないとかスケジュール的にも難しいという方もいらっしゃるでしょう。

そんなときは土日や祝日の休みと平日を絡ませるのがオススメです!

特に日曜日に目的地に到着して、月曜日に帰るプランがオススメです。

ところでプチ旅行に長旅は逆効果です。心身のリセットや気分転換をするには一泊二日か、せいぜい二泊三日ぐらいまででしょう。

サクッと行ってサクッと帰ってくる……。この微妙なさじ加減がプチ旅行を楽しめるか、どうかの重要なポイントになりますね。

出発前に必ずチェックしておきたい5つのこと

出発するとき、事前にチェックしておくと、現地に着いてから便利な内容をあげておきます!

交通機関の混雑状況

交通機関の混雑状況を確認することはとても大切です。できれば混雑する時間帯もある程度把握しておいたほうがいいでしょう。

また目的地が何かのイベントやお祭りなどには絶対に重ならないように注意しましょう。 

天気予報のチェック

天気予報のチェックも絶対に必要です。仮に2〜3日前に旅行を決めたとすれば、当日が基本的に悪天候でない日を選びます。

もちろん少々の雨なら問題ないですが、台風や豪雨、雪など平常時でない場合は電車がストップしたり、交通機関の乱れが予想されるので避けるべきでしょう。

宿泊施設までの道のり

駅には無事に到着したものの、宿泊施設になかなか辿り着けずに苦労したという話は意外によく聞くものです。

こんな時に力を発揮するのがGoogle mapです。

宿泊施設の住所からルート検索をすると、最短距離や道のりが表示されます。

【Google map 検索例

①宿泊施設名か住所で検索する
(クリック拡大)

➁渋谷駅からのルートを検索
(クリック拡大)

③渋谷駅からホテルまでのルートが表示される
(クリック拡大)

宿泊施設の近隣のお店

宿泊施設の近所に何があるのかを調べるのはとても重要です。

特にゲストハウスや民宿などに宿泊する場合は、基本的に食事は自炊か、お弁当を購入するか、近くのお店で食べるようになるので注意が必要です!

ストリートビューで現地のイメージの確認

Googleマップのストリートビュー機能は皆さん充分御存知だと思います。

平面の地図だとなかなかイメージがつかみにくいのですが、360度見渡せる空間に入り込むと現地のようすが鮮明にイメージとして刻み込まれます。

①Google Mapで目的地の目星をつける

➁目的地をタップして赤い印をつける

③画像を広げてストリートビュー表示にする

特に初めて訪れる場所はこの機能をフル活用したいもの。

それまで「何となく不安だな」と感じていた場所が急に身近に感じられるようになるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 一般的に旅行は念入りにリサーチして準備をする…。そして最大限に楽しんで、収穫を得るという考え方があると思います。しかしここでご紹介した3ライトの旅は、思い立ったら気軽に出かけられるのが最大のメリットです!

あなたの気持ちを開放し、日々の生活に潤いと癒しが届けられますように!

●3ライトの旅が心身を癒し、仕事や暮らしへの活力を与える。
 ①気軽=ストレスフリー
 ➁身軽=ラフスタイル
 ③手軽=低予算
●日々の生活に取り入れることで、能動的な自分を見出し、生活に変化やメリハリが生まれる!
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